会社の代表であることを意識して行動しましょう

自分が接客している人を「お客様」として意識することは誰にでもできます。
ですから、「お客様には笑顔で丁寧に挨拶!」と言われると心がけます。

しかし、現実的には「そこ」ができない人が多いため、
あるいは、経営者が求めるレベルに達しないために、
私どものような仕事があります。

「そこ」はトレーニング次第で、すぐにうまくなると思うのですよ。
もちろん。

しかし、お客様の視点は「そこ」ができるのは当たり前と
思っていらっしゃるでしょうから、
その「一歩先」が目指すべきところだと思います。

惜しいなあ、と思うこと。

それは、
自分のお客様への接客の様子は、すばらしい笑顔で申し分ないのに、
自分のお客様ではない、と思いこんでいる人への接客が残念な人。

「自分のお客様ではないと思われている人」が私だとすると、
たとえば、接客者が私の前を通ったり、私の近くのモノを取りにきたりするときなど、
私にも接客するチャンスがあるのにそのチャンスを活かさないなんて・・・
もったいないです!

私の目の前を通るとき、私の近くへモノを取りに来たとき、
ほんの少しだけ私のほうを向いて、笑顔で会釈をしてくださったら、
「うわ~~!行き届いているなあ」と思うのに。

おし~~~~い!

・・・ところが、惜しいお店は多いです。

お店でなくオフィスでも同じ。

廊下を歩いているときにすれ違う人。

たとえどこの誰だかわからなくても、
笑顔で会釈できていますか?

たぶん、その会社と何かのご縁があるお客様でしょう。

でも、「私のお客様ではない」と思っていると、会釈ができません。

働く多くの人が名札を着用していたり、社員証を首からぶら下げています。

だから、お客様には「○○会社の社員さん」ってことは、
しっかり伝わっています。

でも、肝心なお迎えしている側に「お客様」の意識がなくては、
おもてなしの心は伝わりませんね。

「一人ひとりが会社の代表」だという自覚があればできることだと思います。

意識することも大切。
行動することも大切。

両輪です。

もう少しだけ視野を広げて、
あなたの笑顔を待っているお客様に関心を示しましょう。

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