日常の言葉遣いを少し丁寧にしてみる

ビジネスマナーの研修では「言葉遣い」について学ぶことは必須です。

「敬語」については、苦手意識を持っている方が多いのですが、
ルールがありますので、その「公式」に当てはめて考えていくと、
案外、うまくいくものです。
数学の問題を解くのと同じような感覚です。

日ごろそれほど丁寧な言葉を使っていない職場で仕事をしていると、
丁寧な言葉を使うことに違和感を覚える人がいます。

たとえば
「そんな丁寧な言葉を使ったら、お客さんがびっくりしちゃいます!」
など。

たしかに。

でも、丁寧に接してもらって気分が悪くなる人は
あまりいないと思いますから、
もしもびっくりされてしまったら、
「研修で勉強したので、今、練習中です!」っていってください、
と申し上げます。

間違っても人間関係が悪化することはありません。
それどころか、一生懸命な姿に好感を抱いてもらえるはずです。

誰だって、最初から上手な人はいません。

マナーって、スポーツと同じで、練習次第で必ずうまくなると思いますから、
うまくなるぞ!って決心して、練習することが大切だと思います。

まずは「~です」「~でございます」と語尾を丁寧にしてみましょう。

そして、自分のことを「わたし」や「わたくし」と言いましょう。
特に男性は「ぼく」とか「じぶん」という言い方を、変えてみてください。

苦手意識を持たず、できるところから変えてみましょう。

周りの人との関係が少し変わった、そんな気持ちを味わうはずです。

ビジネスマナーと言っても最初から堅苦しく考える必要はありません。
まずは、日常の言葉遣いを少し丁寧にしてみることからはじめてみてください。

 

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