「なんでいまさら?」と思われても!

某企業様のビジネスマナー研修。

全社員を数班に分けて実施です。

ビジネスマナーを、今、

全社員で基本から学びなおそう

という企業が増えていますし、お勧めしてもいます。

企業にかぎらず、病院などでもです。

すでに仕事をなさっている方々に、ビジネスマナー研修をさせていただくときには、
決まって、受講してくださる方々の「なんでいまさら??」という反応に出会います。

口に出さなくても、そのように思われる方は、少なくないようです。

しかし、

「基本のないところに応用はない」ですし、
「基準のないところに臨機応変はなし」と思っていますから、
基本をしっかり学びなおすというのは、良いことです。

そして、案外、わかっていてもできていないこともあります。

また、管理職に当たる世代以上の方々は
実は、案外、ビジネスマナーを基本から学んだ経験が少ないのではないでしょうか。

会社の中で、
学んだ人と学んでない人が混在していては、
「情報共有」にはなりません。

「情報共有が大切」って、私たちはよく言いますが、
ビジネスの基本中の基本である、
ビジネスマナーについての情報共有ができていなくては、
「基礎工事ができていないのに、家を建てるようなもの」
です。

どんなにすばらしい家をたてても、
基礎工事ができていないのでは、

うまくいきません。

社内に基準を持つことは大切です。
基準は社員を縛るものではなく、
社員が自由闊達に動くためのもの、と考えます。

基準があれば、「そこまでは大丈夫!と自信を持って動けますから。

ビジネスマナーがおぼつかなくて、
ビジネスマナーで不安に思うことがあって、
笑顔で、自由闊達に動けるわけなし!

なのです。

三厨万妃江の三つ星マガジン