社員が育つ組織作り

過日弊社主催でおこなった
「利用者満足につながる社員の育て方」セミナーでのお話。
本セミナーに先駆けて、介護事業をなさっている方々に
「社員の離職状況とサービス力について」のアンケートを実施しました。

セミナーではその結果を解説するとともに、
離職率を下げ、お客様へのサービス力を向上させるために必要な
社内の取り組みについてのポイントをお伝えしました。

ご出席くださった方々は、経営者もしくは管理職のみなさん。
下記のようなポイントでお話ししました。

1.経営者やリーダーが部下や後輩のお手本になること。

2.社内のコミュニケーションを良くすることが、顧客満足につながる。
社内でできていることだけが、お客様にもできるのだから。

3.仕事の指導は、「意義」と「意味」を教えることが大切。
仕事に誇りを持って取り組むこと。

介護事業をなさっている方々にとって、離職率が高いことは、共通の悩み。

景気が落ち込むと就業者が増えますが、
景気の回復とともに就業者が減るという現実もあるなかで

みなさん、離職率を下げるために、努力なさっています。

そうした日々の努力とともに、
景気や諸条件に左右されにくい会社を作る取り組みもとても大切です。

「介護」という仕事をする意義。
「この会社」で働くということの意義。

介護という仕事に誇りをもち、また、この会社で仕事をしたいという気持ちになれる

そんな組織作りが必要なのです。

その中でも重要なことは「採用」ですが、

案外、これといった基準もないまま採用を行っている場合もあります。

それは、人数がいなければどうしようもない業種でもあるからです。

残念ですが、やはり「むかない」「その気がない」人が
応募してくることがあります。ですから採用の基準は重要。

採用のミスマッチは、双方にとっての不幸です。

ミスマッチを避けるために、
1.採用基準を確立すること
2.採用試験の在り方の見直し

などもお伝えしました。

離職率を下げるためにも、教育の効果を上げるためにも、
採用について見直すことはとても大切。

弊社のお客様に使っていただいている採用試験のツールも
参考までにお渡ししました。

採用試験をどのようにしたらよいかというご相談はたくさんありますが、
意外にできていないのが、「採用基準の明文化」

どんな人が必要なのか、
それが明確になっていなくては、採用がうまくいくはずはありません。
また、面接官によって、ブレが生ずるのです。

こういったことをふまえての、
「採用から教育までの一貫した仕組み」を構築することは重要です。

離職率は「0%」にはなりません。
しかし、人がやめるたびに、サービスのレベルが落ちてしまうのは問題です。

ある程度の離職は致し方ないもの。
したがって、その事態にそなえ、「仕組み化」していくことが大切なのです。

さて。

このセミナーでは、介護事業者の皆さんにお話ししましたが、
もうおわかりですね。

どんな組織にもあてはまる、ごく当たり前のことです。

あなたの会社は、

1.採用基準が明確になっていますか?

2.採用試験はその基準が判断できるようなものですか?

3.離職があってもサービスのレベルが落ちないように、教育体系は整っていますか?

4.経営者・管理職の皆さんは、職場でお手本になっていますか?

5.社内は、笑顔があふれ、コミュニケーションは万全ですか?

「顧客満足」の向上を毎日がんばっているのはスタッフ。

そしてそのスタッフが「顧客満足」に充分に取り組めるようにするのは、
経営者・管理職の役割、それが「社員満足」です。

顧客満足と社員満足

この両輪がうまくかみ合うことが、
社員が仕事に誇りを持って取り組み、お客様が満足してファンでいてくださり、
そして、企業が発展することなのです。

あなたの会社もぜひチェックしてみてくださいね!

人材の能力や適性、個人の全体像を知って、採用のミスマッチをなくしたい方へ

●採用試験がうまく機能していなくてお困りの採用人事担当者の方
●クライアントをより理解したい心理カウンセラー・キャリアカウンセラーの方
●受講生、生徒をより深く理解し、指導をしたい講師・教師の方
●自己成長したい方

適切な採用や人員配置、個別指導を行うために必要なのは、人材の能力や適性、個人の全体像(トータル・パーソナリティ)を正確に把握すること。

ですが、ペーパーテストや面接だけでは、なかなか人の能力、性格の奥深いところまで見ぬくことは難しいのです。

この問題を解決するのが、今回、紹介するSCT(Sentence Completion Test 文章完成法テスト)。
既存のテストではなかなか見抜けなかった人物特性が見えると評判です。

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