ホスピタリティの実行。町に優しい運転とは?
たんぽぽ介護センター様の職員研修を担当させていただいた時の
ブログを加筆してお届けいたします。
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この写真、なんだかわかりますか?
↓ ↓
これは、運転席と助手席の真ん中の前部に、
コップの代わりにペットボトルを下部だけきりとって、
水を入れておいてあるのです。
固定していません。
なぜ??
「町に優しい運転」を実行するためです。
が、取り組んでいらっしゃることです。
利用なさるお客様の送迎などには、
社用車を使います。
「看板を背負った」社用車を使う機会は、
企業ですから何かと多いですね。
送迎時、お客様の安全のために、運転に注意なさっているでしょうが、
やむを得ず急ブレーキをしたり、急なハンドル操作をしてしまうことも
あるでしょう。
やむをえず。。。とはいいつつ、ケガなどの事故があっては大変です。
もしも、その車に上記のような水のコップをおいていたら、
当然倒れたり、水がこぼれたり、します。
社長はずっと言い続けていました。
車の運転は、目の前に水の入ったコップがあるつもりで・・・と。
しかし、「つもり」だけではなかなかうまくいきません。
だから、おもいきって、本当に水を乗せて走ることになったのだそうです。
「やはり、実際に水をのせていると、
会社の敷地を出て行くときも、ゆっくり出て行くようになったし、
意識は確実にかわっていますよ」と。
「町に優しい運転」の実行。
「つもり」だけではうまくいかないことを、
実感できる取り組みだと思います。
運転が乱暴で、サービスが丁寧だとは、
お客様は思ってくださいません。
運転が乱暴ならば、施設で提供されるサービスも、
乱暴なのだろうと思うものです。
ホスピタリティは、一貫性が求められるのです。
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