どっぷりつかりきってしまうと、見えなくなること

こんにちは。

それが当たり前だと思っていることが、

実は「おかしい」ことってあります。

このところ、介護に携わっている方々とのお仕事が多いのですが、

医療の世界ほど介護の世界で使っている言葉はむつかしくありませんが、

この中途半端さが、厄介なのかもしれない、と近頃思います。

たとえば、デイケアをおこなっている事業所が、

お客様のご自宅へお迎えに行きます。

このとき「送迎に伺います」っていうのですが、

これは、???ですよね。

送迎は「送り迎え」ですから、

正確にいうと、「お迎えにまいります」です。

中途半端に厄介だとと申し上げたのは、

なんとなくそれなりに伝わってしまうからです。

漢字に直して考えてみてください。

そうすると、あきらかにおかしいことわかります。

「朝の送迎」「帰りの送迎」などといっていたりするのは、

もっと、いただけません。

こういったことが多いのですが、

なんだか、なんとなく「間違ってはいない感」がするのが、

やっかいな原因ですね。

自分の世界、自分の業界につかりきってしまうと、

  「おかしいということに気づかなくなる」

ということがおきます。

気をつけましょっと。

今日もそんなことを考えながら、

ケアマネージャーさんたちの研修をさせていただきました。

ありがとうございます。

☆今日のホスピタリティ・メッセージ

どっぷり浸かりきってしまうと見えなくなる。

時々、一歩外に出て、自分の仕事を見つめてみましょう。



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