新入社員 仕事に慣れたころにご注意!

8月も中旬、4月に入社した皆さんは、そろそろ5ヶ月を経過します。
ちょうど仕事にも慣れてきたころですね。

 

「慣れる」ことは大切ですが、気持ちが緩むと思わぬミスを招くこともあります。
先輩・上司の皆さんは、慣れてきたころ、むしろ気にかけ、声がけしてください。

 

ところで、新入社員を迎えた企業の上司・先輩の皆様からは、
新入社員の皆さんの「目に余る行動」が聞こえてきています。

あなたの会社ではこのようなことはないですか?

 

1.先輩との会話が「タメ口」なってきた
2.入社当時は一切見なかった携帯(スマホ)を、就業時間中に見るようになった
3.「明日からスーツで出勤しなくてもよい」としたところ、
カジュアルを通り越して、部屋着のような服装になった。
4.メモは取っているが、どこに何が書いてあるのかわからないようなメモの取り方しかできない。
5.採用(中途)したが、半日で消えてしまった。(・・・苦笑)

 

1~4は指導の問題。
見つけたらその場で注意する必要があり、見逃すと行動はエスカレートします。
また注意するタイミングを逸してしまいます。
「注意されないからいいのかな~」って悪気なく思うこともありますよね。
なので、最初が肝心!

 

服装については、「身だしなみの基準」が社内で明確になっているかは大切ですね。
そして先輩もしっかり守っていること。
このあたりが見られていますし、問われます。

 

ある企業様で「それは社会人らしくない服装」と注意をしたところ、
「社会人らしさ」の定義がわからないと切り返されてしまったそうです。

価値観が多様化しているともいえますが、細かく教えることが必要です。

 

5のケースは、指導の問題ではなく、採用時のミスかもしれません。

仕事内容など、しっかり伝えきっていたか、ということもあるでしょうし、
もうひとつは、採用すべきでなかった人を採用してしまったということです。

求めている人材ではなかったことを見抜くことが難しかったかもしれません。

「採用のミスを教育で取り返すことは難しい」

これは、いまや、当たり前のように言われていること。
人材育成のプロとして活動してきた私の実感でもあります。

 

もちろん、教育効果は「ゼロ」ではありません。

しかし、企業は教育機関ではないのですから、
採用のミスマッチを避け、教育効果を最大限に発揮することが大切です。
面接だけで見抜くことはなかなか難しいと思います。

もしも、うまくいっていないなと感じている方がいらっしゃれば、
ぜひ、弊社にご相談ください。

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