アウトプットするつもりでインプットする

 
半年間のコンサルティングのお手伝いしている会社で
社員の皆さんに研修を実施したときのこと。

研修が始まる前に、社員の皆さんに、
社長がこんなお話をしてくださいました。

社長は、
いきつけの床屋さんにもう30年も通い続けていらっしゃるのだそうです。

途中、1回だけ、自社の店舗の近くにある、
15分ぐらいで済ませてくれる床屋さんに、ためしにいってみたそうですが、
やっぱりだめだ!と元の行きつけの床屋さんに戻ったのだそうです。

社長は考えました。
おおよそ一ヶ月に1回。
なんで、30年も行き続けているのだろう・・・と。

まず、居心地がいい。

30年間で、一度だけ改装されたのだそうですが、
変わらずご主人と奥さんとで切り盛りしている。
変わらない雰囲気がいい。

コミュニケーションがとりやすい。
最初は会話が弾むが、少し時間がたつと眠くなる。
そのころには、見計らって寝かせてくれる。

もしも会話が途中になっても
次回は、「この前の続きの話で・・・」と、
また会話が成り立つのだそうです。

そして、もうひとつとても居心地のよさを感じることが
ご夫婦の会話が「敬語」だということ。

「~してください。」「~ですがよろしいですか」
といった丁寧語で会話がなされているそうです。

夫婦でのお店の切り盛りは、
ともすると馴れ合いの話し方になってもおかしくないところ、
お客様の前では、丁寧な言葉で話をしているのが
とても居心地が良いと。

ほかにもあるようですが、
なるほど~
お客様が30年通い続けるだけの「理由」がありますね。

さて。

このお話の後、私が担当の研修です。

社長のお話に続けて、こんな風に研修を始めました。

「今の社長のお話、とても興味深かったですね。

お客様がリピートしてくださるには、リピートしてくださる
それなりの理由があるということ。
異業種に学ぶヒントがたくさんあったと思います。

どんなことが印象に残りましたか?
(・・・と2~3人の方にお尋ねしました)

ところで、みなさんは、今の社長のお話から何を考えましたか?
自分の仕事に置き換えて、どんなことをまねしてみようと思いましたか?

ビジネスパーソンである私たちが勉強する目的はひとつ。
それをどのように実践するか、行動するかです。

インプットはアウトプットすることを前提に行う!
アウトプットするつもりで聞くことが大切なのです。」

・・・と。
そして、研修のメニューに入っていきます。

どんな良いお話も、「良い話を聞いたわね~」ではもったいない。
また、「業種が違うからね~」では、あまりに残念。

何かヒントはないだろうか、何が自分の仕事に活かせるだろうかを
考えることが大切です。
そしてもちろん行動してみる!

アウトプットするつもりでインプットする!

これを合言葉にしましょう。
 

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