メンタルヘルスとホスピタリティマナー
三厨 万妃江昨日は、「メンタルヘルス」についての講演を聞いてまいりました。
表だってあまりお伝えする機会はないのですが、
私自身の講演テーマとしても、
この１０年ほど、ご依頼が多い講演のテーマのひとつは、
「メンタルヘルス」なのです。
特に経営者や管理職の方々が対象の時、
多いですね。
私はドクターではないので、
「予防」という観点でお話します。
昨日の講演の中で、
とても注目すべきデータの提示がありました。
「疲労」と「職場の挨拶」
についての関連性のデータです。
写真をアップしたかったのですが、
あまりに細かくて、残念！
職場での挨拶の習慣があるなし、
あるいは気持のよい挨拶が交わされるかどうかと疲労感の関連性を
データ化したものです。
明らかに気持のよい挨拶の習慣があるなしが、
疲労の度合いとかかわっています。
また、職場の人間関係についてのストレスが、
メンタルヘルスに関する大きな要因なのですが、
「抑うつ」と「職場の挨拶」
に関しても、同じようなデータが出ておりました。
つまり
職場で今、当たり前のように行われている挨拶を
もっと気持よく行えるようになることで、
こうした心の病を防ぐことにもなるのだという明確なデータです。
もちろんそれだけではないでしょう。
でも
したほうがいいとわかっていることは、
しないよりしたほうがいい
のです。
そして、誰もが難しくできることなのに、
わかっていても、していない
ことは往々にしてありますね。
残念です。
ホスピタリティマナーは特別なことではなく、
当たり前のことを当たり前にしていく
ことだと思ってお伝えしています。
昨日は改めて大切さを別の視点から確認しました。
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