本を活用する習慣

拙著『人生を変えるマナー』
「自ら考え、笑顔で行動する社員」を育成し、
組織を活性化するための副教材としても活用していただいております。

ありがとうございます!

お一人お一人に、心をこめてサインしてお渡しし、
お読みいただいてから研修を受講していただき、
その後、実践の場で活用していただいております。

ある経営者の方から、こんな質問をいただきました。

「確かに本を読んだほうがいいとは思うのですが、
社員の中には、読まない人もいるだろうし、
読んでもパラパラ読みぐらいしかしない人もいるだろうから、
どうしたらいいでしょうか。」

・・・ということです。

確かに。

何もしないと、読んだふり(笑)とか、
最初のほうだけとか、前書きだけ読んで終わり、
あるいは、パラパラ読み、になってしまうことも少なくありません。

拙著に限らず、
本には、たくさんの情報があり、
活用の仕方によっては、仕事の仕方のみならず、
豊かな時間をすごすためのツールになります。

だから、本を読んで、活用してほしいと考えるのは、
経営者としては当然ですね!

さて、
では、どのようにしたら活用したらよいのでしょうか。

コツは・・・
「ほんのちょっと負荷をかけること」
です。

「読んでおいてね~」とか「熟読して研修に参加してくださいね~」
という告知だけよりも、ちょっとだけ重めの負荷。

イチバン有効なのは、「朝礼での活用」です。
朝礼であまり時間が取れない場合は、定例会議などがいいですね。

200ページ以上ある本を一気に読もうとすると、
心が負担に感じて読めなくなってしまいます。
本を読む習慣のない人は、よけいにそう感じるでしょう。

しかし、たとえば、
拙著を例に挙げて活用方法をご紹介すると、
拙著の第1章は5つの副題がついています。

その一つ一つは、3ページ程度です。

ですから、1日もしくは1回の分量をその3ページ程度にして、
それを毎日、毎回、継続していくという方法です。

たとえば、こんなふうに。

前日
「明日は、第1章の1、ビジネスマナーに親しみを持ちましょう、の項目です。
読んできてください。」
と予告し、当番の人、あるいは数名が、当日その項目を読んでの感想などをスピーチします。

また、「読んできてください」では、ちょっとアヤシイようであれば、
当日、その項目を全員で読み合わせます。

一人で全部読むのは負担がかかりますので、
1段落ごとに人が変わって読めば負担は少ないですし、
参画意識もできますし、あきません。(笑)
そして、その日の当番がスピーチしたらいいのです。

そして、その中から「今日の目標」を共有して、仕事に入る、
というのが、良い流れでしょう。

音読は大変効果があります。

私たちの脳は、自分が言葉として発したことを
きちんととどめる傾向にあるとのことですから。

たとえ、一部分だけであっても、
音読した人は、その部分が確実に脳に残る!ということです。

一見、ゆっくりとした進み方のようですが、「継続は力なり」です。

教育は、残念ながら
「今日やったことはの成果が、明日にはすぐに確認できる」
というものではありませんから、
1年後、3年後、5年後の成長を信じて、
経営者から社員さんに、「ちょっとした負荷」をかけてみましょう。
 

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