「感じる力」を高めよう

少し前のブログで書いた記事、
タイトルは「失礼いたしますと声をかけるタイミング」について

読者の方からこんな感想・ご意見をいただきましたので
ご了解を得て、ご紹介いたします。

****ここから

ある飲食店にいったときのことです。
いわゆる「鰻の寝床」とよばれる間取りの店内。
カウンター席のみで通路も失礼ながら広くない環境でした。

私が食事をするために椅子にかけていると、
「お客様、失礼致します」とスタッフの方が立ち止まって声をかけてくれました。
「落とし物でもしたかな?」と思い振り向きましたが、素通り。

「ああ、通るときに声をかけてくれるのだな」と分かりましたが、
私の後ろを通る時に必ず同じように声掛けがあり
気になって仕方ありませんでした。

一度そのように声をかけてくだされば十分のような気がしますが
いかがでしょうか。
個人的には丁寧な対応も度が過ぎると、迷惑にかわるような気がしました。

****ここまで

Wさん、ご体験を教えていただき、ありがとうございました。

確かに、毎回声をかけられたら、気になって仕方がありませんね。
私もきっと毎回振り返ると思います。

振り返るたびに「ああ、そうだった。。。」と思うものの、
たぶん条件反射のようなものですね。(笑)

この場合、スタッフはどのように声をかけたらよいのでしょう。

「何が」の部分が抜けているから、うまくいかないようです。
ですから、
1回目は「お客様、後ろを失礼いたします」あるいは「通らせていただきます」
2回目からは「後ろを失礼いたします。」あるいは「通らせていただきます」
でしょうか。

もしくは、最初から「お客様」といわないで、
「後ろを失礼いたします」という方法もOKですね。

読者のあなたが、名案を思いついたら、
あるいは、私はこのようにしています!というご意見があれば、
ぜひお聞かせください。

答えはひとつではないと思います。

その引き出しをたくさん持っていて、
必要な引き出しから取り出せるようにしておくこと、
それが大切ですね!

この場合、決められたマニュアルに沿って行動するだけで、
考えないで行動するところにも問題があります。

くどいようですが!
マニュアルは「その通りに行動するためのもの」ではなく、
「最低限お客様にさせていただくサービスのガイドライン」です。

だから考えて行動しなくちゃダメ!!

自分が行動した結果、お客様がどのように反応なさるか、
というところにまで責任を持ち、
考えて、アレンジしていく必要があるのです。

そのためには、「感じる力」も大切ですね!
感じる力が強くなると、答えがひとつではない接し方が
楽しくなると思います!

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